建前です♪

建前です♪

さて5月27日友引に建前を行いました 

土地柄や風習の違いがありますが 以前のように大工さんをもてなし盛大に酒盛りとはならないようです
朝 祝いの酒で乾杯のあと 

施主である私から皆様に一言ねぎらいと感謝の言葉を述べさせていただいて終了 おのおのの持ち場へ

昼食も工務店さんの持ち出し 餅まきもコロナウイルス騒動で三密にならぬようなし 時代の流れか
ここで一つ豆知識を建前の由来をごぞんじですか 私も知らなくて調べてみましたのですが 昔とても高名な棟梁がいました その棟梁が明日が建前という前の晩になって 自分のミスに気づきます 玄関の柱を短く刻んでしまって どう考えても直せない

棟梁は 自分の未熟さに死のうと考えます それを見た棟梁の奥さんが 自分が代わりに死んでも良いとまで思い 棟梁に酒を飲ませて寝かしつけ 寝ないで考えたのが枡(マス)を使って補修する方法でした
翌朝目覚めた棟梁は 奥さんの差し出した枡を受け取るとわかったと言い 柱の足りない分を補い 事なきを得たのです 
ところが 自分の恥が表に出るのを恐れた棟梁は 自分の表向きの見栄や意地のために 奥さんを殺してしまいました 

殺してから棟梁は 自分の犯した罪を悔い 未来永劫 弔うと心に誓い女の七つ道具口紅・鏡・櫛・かんざし・おしろい・こうがい・かつらを棟の上に飾って供養したと言うのが始まりで 建前の儀式となったそうです

タテマエにこだわるあまり妻を殺してしまった男の見栄や意地がホンネで応じた女の悲話が本音と建前の語源となったと言われています
夏の前にちょっとひやっとしましたか

建前が終われば形作りは一気です 6月に入るころには四方の壁がが出現しました 屋根も思いのほかいい色に染まっています 徐々に外部から内部へと目が生きだします 看板もまだなのに

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