春はメンタル不調に注意!五月病にならないための予防策

春はメンタル不調に注意!五月病にならないための予防策

春は環境の変化が多い季節。しかも気候もコロコロ変わり、身体的にも落ち着かない時期ですよね🤔💦

五月病とは、4月から進学や就職など生活環境が変わってしまった方が、5月頃になると発症する精神的症状のことです。
新しい環境に適応できないことに起因することで発症し、7人に1人が一生のうち一度以上はこの病気を経験するといわれています。
実は医学的には五月病といわれる病気は存在しません。
五月病のような症状は、新しい環境の変化に適応できないことで起こる気分障害(うつ病など)や不安障害(適応障害など)などと医学的には診断されています。

5月病にならないために参考にして下さい

  1. 会話でストレスを解消しよう
  2. 同僚や同期、家族や友人などとのコミュニケーションの機会を大切に。悩みを話すことでストレス解消になります。食事も1人で食べる「孤食」はなるべく避け、リラックスできる時間を増やすことにつなげていきたいものです。
  3. 栄養バランスのとれた食事を心がけよう
  4. 食事は一品で済ませるよりも、「主食・副菜・主菜」を組み合わせるよう意識してください。不規則な食生活、偏った食事内容は脳内の栄養不足を招き、とりわけ感情をコントロールする神経伝達物質「セロトニン」(幸せホルモン)が不足しがちです。セロトニンは動物性タンパク質に多く含まれる「トリプトファン」を原料に合成されます。
  5. 質の良い睡眠のとり方睡眠は疲労回復に重要な役割を果たします。睡眠の質を上げるために、「起床・就寝の生活リズムを整える」、「夕食は寝る2時間前まで、入浴は1時間前までに済ませる」、「寝る前にテレビやパソコンを見ない」などの生活習慣を身に付けましょう。
  6. オフの日の過ごし方オフの日は自分の好きなことに時間を費やし、仕事のことは忘れましょう。体を動かすこともストレス解消法の1つです。ウォーキングやサイクリングなどの有酸素運動でも、感情をコントロールする神経伝達物質「セロトニン」の分泌が促されます。

五月病を解消するカギはセロトニン(幸せホルモン)にあり、この脳内物質を分泌しやすくするためにも食事に気を配ることが必要なのだとか。

■トリプトファン:肉や魚、大豆製品、牛乳などの良質なタンパク質をたくさん含むもの
■ビタミンB6:青魚、鶏肉、バナナ、さつまいも、パプリカ、かぼちゃ、アボカド、ナッツなど
■炭水化物:ご飯やパンなどの炭水化物をたくさん含むもの。特に玄米ご飯や雑穀入りご飯、ライ麦パン、全粒粉パンが◎

時間のない中で自炊するのであれば、いろんな食材を一度に摂取できるポトフや、具だくさんのスープ、野菜や肉を放り込んだ焼きそばやスパゲティでも◎。もしコンビニに頼らざるを得ないときは、おにぎりやカップラーメンだけではなく、納豆や豚汁、サラダ、卵料理なども摂るようにする。それだけでもだいぶ栄養素的には改善されるといいます🙂✨

(3) 最も大切なのが朝ご飯
朝、起き抜けの食事が1日で一番大切。朝ご飯で脳を覚醒させ、効率よくセロトニンが分泌される土台を作ることが重要です。なかなか早起きできず、朝はバタバタしてしまうという人も多いでしょう。

そんな人は、バナナ1本を食べるのでも、ヨーグルトや牛乳を摂取するのでも良いそうです。今回のテーマとは少しずれるのですが、脳を覚醒させるにはしっかりと朝の太陽の光を浴びることも大切ですので、カーテンを開けて朝食を摂るようにしましょう🍌🥗

無理をせず、できる範囲でバランス良い食事を心掛けることが大切ですよ🙂


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